# 参考表現と評議

Andrew David W.Y. · T03演習資料04

三表現の自作と初見読者の再説明を終えてから読んでください。一つの構成例であり唯一の正解ではありません。業務・試作品・反応例は全て架空の教材で、実案件に対応しません。

## 一、四問と資料を対応させる

| 四問 | 参考整理 | 資料と限界 |
| --- | --- | --- |
| 誰に | 専任のデザイン調整者が不足する小規模複数店舗チーム | E01・E02。予定対象で需要規模は未証明 |
| 何を | 活動情報の分散、店舗差、最終版確認の難しさ | E02。問題仮説で実面談・需要統計なし |
| どう運営 | 指定活動担当が要件確認、チームが製版修正、担当が使用可一覧を確認、各店が使用し反応を返す | E03・E04。提案手順で実試用引渡しなし |
| 証拠 | 模擬要件票、文書様式規定、二店舗差分試案、変更・一覧記録 | E05・K01–K03。項目と状態を確認できるが事業効果は証明しない |

E03の料金・期間・対応規模は未定です。特定価格、数日納品、全国対応を補ってはいけません。E08は試用計画のみで、自動同期は未開発です。

## 二、同じ業務の三表現例

### 1. 一文の位置付け

専任のデザイン調整者が不足する小規模な複数店舗小売チーム向けに、活動要件を確認・引継ぎ可能な店舗別の版へ整理する、店舗活動資料の協働サービスを試作中です。

「試作中」は段階、「小規模な複数店舗小売チーム」は対象、「活動要件」「店舗別の版」は範囲を保ちます。直後の段落や注で、机上試作品のみで実店舗試用はないと説明します。一文だけで全証拠説明を担わせません。

意味と状態が同じなら別の構文で構いません。参考文の語順を写す必要はありません。

### 2. 一段落の説明

現在は計画と机上試作の段階で、デザイン調整者が不足する小規模複数店舗チームを対象に、活動要件の分散・店舗差・最終版確認の難しさに対処する案です。小売チーム指定の活動担当が文言・価格・日付・店舗差を集約確認し、チームが版を作り、反応に沿って修正して番号・状態付き一覧を渡します。担当が使用可を確認後、各店が印刷やネット使用を手配し、問題を次回改善へ返します。模擬要件票・様式規定・店舗差分案・変更一覧を確認できますが、実店舗試用や効率・売上の証拠はなく、問題仮説も未検証です。料金・期間・規模は未確認、自動同期は未開発です。

読者が問い直す手順と限界を補いました。短縮しても「提案」「未検証」を消し、完成能力や効果保証へ変えてはいけません。

### 3. 一枚の仕組み図

![店舗活動資料の協働：参考図](/journal/business-positioning-one-page-exercise/materials/ja/asset-05.svg)

[参考SVGをダウンロード](/journal/business-positioning-one-page-exercise/materials/ja/asset-05.svg)

以下を一件ずつ照合し、矢印を実効果の証明としません。

1. 指定活動担当→チーム：確認済み活動情報・店舗差。
2. チーム→担当：要照合試案。担当が文言・価格・日付・版を確認。
3. 担当→チーム：要修正意見を製版へ戻す。未確認稿は使用可引継ぎへ進めない。
4. チーム→担当：番号・状態付き一覧を渡し、担当が最終使用可版を確認。
5. 担当→各店：自店舗の使用可版。印刷・ネット使用は各店が選ぶ。
6. 各店→チーム：使用問題・修正案。要件変更は活動担当が再確認。

全体が提案中の手順です。K01–K03は机上形式のみで、実店舗の引継ぎ発生を証明しません。自動同期を描くなら、独立させ未開発構想と明示します。

## 三、変えられる点・保つ点

| 内容 | 一文 | 一段落 | 一枚図 |
| --- | --- | --- | --- |
| 役割 | 大まかな対象と課題 | 方法と現根拠の理解 | 参加者・成果物・確認・差戻しの可視化 |
| 省略可 | 詳細項目・全手順・将来案 | 個々の模擬記録 | 全文案・全試作品内容 |
| 保つ点 | 対象・活動資料範囲・試作段階 | 対象・分担・主要成果物・証拠限界 | 提案状態・責任条件・現在将来の区別 |
| 証拠説明 | 隣接説明で補足可 | 机上のみ・実効果証拠なしを明記 | 説明枠・注・番号で範囲明示 |

顧客と内部実行者で詳しさを変えても、対象を全企業へ広げたり自動同期を現機能にしたりすれば核心事実の変更です。

## 四、試作品で発見すべき問題

K01のA店は2030-06-08から2030-06-09、B店は2030-06-08のみです。K02のA-01はA店の二日目が欠落しており、共通様式が統一的に見えるだけで通過できません。

K03はA-01を廃止し、A店→A-02、B店→B-01とします。図には照合・差戻し・修正・再確認・使用可一覧の関係が必要ですが、全版番号を描く必要はありません。

模擬誤りの訂正は実誤り率低下や100%排除を示しません。試作品は情報と版の対応を確認するもので、実引渡しは試用待ちです。

## 五、E07の修正

| 初期表現 | 今回の処理 | 理由 |
| --- | --- | --- |
| 世界的な知能型ブランド成長基盤 | 削除し具体的サービス範囲へ | 世界対応・稼働基盤・成長効果の資料なし |
| 全店舗への自動同期 | 言及時は未開発の将来案として現段階と分離 | E08は手作業を先行する案で、自動同期能力を支えない |
| 資料の誤りを100%排除 | 効果保証を削除し、照合と版記録で引継ぎを扱う案を説明 | 机上資料はゼロ誤りを証明しない |
| 効率80%向上 | 数字を削り、共通基準の試用記録が必要な問いへ | E06に効率比較なし |
| 活動売上30%増加を保証 | 保証と数字を削除 | 売上記録なし。資料協働だけで売上変化は導けない |

「期待」「可能性」を付けても、根拠のない精密な数字は支えられません。効果目標を残すなら要研究の問いとし、必要資料を示します。

## 六、再説明への対処

以下は分類を示す架空発言で、実取得の読者試験結果ではありません。正式記入は実読者の原発言を残します。

| 模擬発言 | 発見 | 次の行動 |
| --- | --- | --- |
| 「各店へ自動配信するシステムが既にある」 | 現能力・代行公開責任を追加 | 言葉と凡例を確認し、手作業案・自動化未開発・各店公開を明示 |
| 「全会社向けのポスター屋だ」 | 対象・範囲を拡大 | 対象・店舗差・確認引継ぎを前へ置き再試験 |
| 「このポスターで顧客売上が上がった」 | 机上試作品を実効果と誤認 | 近くに模擬状態を置き、実効果証拠なしを保持 |
| 「誰が作るかは分かるが、誰が使用可版を確認するか不明」 | 確認責任の欠落 | 指定担当・確認点・使用可一覧・差戻し条件を描く |
| 「手順は分かるが店舗が払うか不明」 | 実事業の証拠不足 | 未検証と記し、需要・支払意思を別研究。文案修正だけで済ませない |

背景や読書時間も影響します。原発言と観察条件を残してから原因仮説を示し、全誤解を文案に帰したり、不賛同を理解不足と同一視したりしません。

## 七、評議基準

統一文案や単純総点ではなく「明確／一部明確／要修正」と対応文・図の節点を記します。

| 観察点 | 確認できる表れ | 要継続処理 |
| --- | --- | --- |
| 対象の具体性 | 小規模複数店舗チームと場面 | 全業種・全企業を含む |
| 問題の範囲 | 具体的問題と仮説状態 | 自分の希望を顧客必需とする |
| 運営関係の連続性 | 伝達物・確認者・差戻しが明確 | 概念連結のみで引継ぎ不明 |
| 証拠対応 | E/Kへ戻れ、裏付け範囲を説明 | 試作品で効率・売上・実検収を証明 |
| 三表現の一致 | 詳しさは違っても事実・段階が同じ | 一文は試作、図は稼働システム |
| 読者反応の追跡 | 原発言・読書順を記録 | 作者説明後を独立理解とする |
| 修正の理由 | 表現変更と補証を分け前後記録 | 大きな言葉で資料不足を隠す |
| 更新の接続 | 版・確認者・更新契機が追える | 一文だけ直し段落・図は旧状態 |

## 八、繁・簡・易・図へ戻る

繁：元資料・役割・仮説・現在状態を広げる。

簡：四問で今回の読者に必要な主線を探す。

易：理解できる文と説明にし、次の協力を分かるようにする。

図：確認可能な設計関係を描き、読者の再説明で表現を試す。

図が明確になっても事業検証は続きます。両者には別の次段階があり、互いの代わりにはなりません。
